第二回目のオープンキャンパスは6月12日に開催されました。午前中は、学科について学生、そして教員による有意義な質疑応答や楽しい懇談がなされました。主な内容は、授業科目、取得できる資格、主な就職先、そして受験についてでした。午後は学科の説明会から始まりました。学科の特徴、身に付けられる力量、取得できる資格等が判りやすく説明されました。
続いて、二種の体験学習が行われました。最初は留学生を指導している宋炳五客員教授による「異文化への誘い」の時間です。現在日文科に留学中の中山医学大学、そして壇国大学の学生によって、台湾そして韓国と日本の文化の違いが語られました。自己紹介に始まり、食に関する共通点と相違点、耳目を集めるドラマの特徴など興味深い内容でした。
続いて下田祐輔教授による「和本に親しむ」の時間です。江戸時代から明治前半を中心に刊行された「和本」と呼ばれる書物との出会いを体験しました。軽くて丈夫な、そして伝統の技を継承する書籍と、その書籍が持つ豊かな表情とを愉しむことが出来たようです。