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英語英米文化学科ではまず英語の能力を高め、その英語力をもとに文化・文学・言語や社会事情など様々なことを学んでゆきます。卒業研究では自分の好きなこと・研究したいことを学べるのでとても楽しく充実している一面、学術的に評価を得られる水準の研究を完成させなければいけないところが苦労と言えば言えると思います。しかし別のところでも述べましたが、卒業研究も徹底した少人数制なので、教員がひとりひとりの研究に目配りし、適切なアドヴァイスを送るよう心がけています。
基礎科目(必修科目)の内容の復習、およびTOEICテストのスコアアップに必要となる基礎的な単語を完全マスターするためのトレーニングを行います。
常に好奇心を失わないことが大事です。逆に言うと、専門科目の中場合は2、3回受けて「これは合わないなあ」みたいに決めつけず、そこから学べるだけのことを学んでいって欲しいと思います。どんな科目の中にも「学び」は存在します。
「英語英米文化学科で「演習」とついているのは「英語演習」で、これはレベル別にI〜IVまであり、TOEICテストなどの外部英語検定試験におけるスコアアップを目指すクラスです。他にも講義科目としてStudies in Englishがありますが、これはIからIVまであり、それぞれのクラスが特定のトピックに基づいてディスカッションを重ねつつ、学びを深めてゆくクラスで、演習的な性格をもったものと言えるでしょう。
3年次の12月末までに研究したいトピックを決め、それを元に指導教員が割り当てられ、4月からは指導教員と話し合いながら研究を深め、論文を完成させてゆきます。トピックは英米文学に加えて、英米の文化(ファッション・音楽・映画など)や英語教育、また英語学など多岐にわたります。自分が「面白いな」と思ったとこから入って行ける研究題目の多彩さが学科の魅力でもあります。
学科では各学年に1名、専任の教員が担任としてつき、皆さんの大学生活をサポートします。履修指導から学習方法、そして就職のことまで幅広く相談にのっています。年に何度か面接(個人面談)を行いますので、その際は約束の時間に必ず来て面談してもらうことが大切になります。
英語英米文化学科では、教員の研究室と同じフロアに学生用の自習室があり、わからないことがあればすぐ教員に質問できる体制が整っています。パソコン・プリンター・Wi-Fiも完備していますので、教員の近くで心行くまで勉強することができます。また、春は新入生歓迎会、夏は集中英語セミナー、また卒論の発表会後のボウリング大会など、全学年が集まっての行事が多いのも特徴です。このような行事には教員も参加し、学生の皆さんとの交流を深めています。
教員になるためには、教職免許の取得が必要となります。教職免許を取得するためには、卒業に必要な科目に加えて教職関連の科目を履修し、かつ4年次に教育実習に行かなければならず、客観的にみて教員免許を取得しない学生よりは大変になります。ただ、同じように教職を目指す友人と助け合い、励まし合って乗り切っていくことで、ひとつの大きな自信が生まれると思います。これはたとえ教職以外の道に進んだとしても生きてくるものでしょう。
教員希望者の中には、何回かの受験を経て採用試験に合格した学生や、四国の私立大学に非常勤として勤務し、後に常勤になった学生もいます。学科では、今後も教員採用試験の合格者を増やすべく指導を強化してゆこうとしているところです。
教員の場合は臨時や非常勤講師を経て本採用、もしくは常勤講師になるというのが一般的ですが、教員以外にも金融関係、メーカー、小売店など様々なところに就職しています。近年は就職部との連絡も緊密にとられており、就職を希望する学生はほぼ100%、就職ができています。ただ、希望どおりの就職を叶えるには、4年間に渡ってしっかりと勉強することが大切です。
おそらく皆さんが一番興味あると思われる、英語の短期留学についてご紹介します。本学では、カナダとオーストラリアの協定校への留学プログラムがあります。
カナダは、バンクーバー(西海岸のアメリカ・シアトルのすぐ北です)にあるランガラ大学への夏期3週間のプログラム。午前中は学校で授業を受け、午後は街や郊外へ出て、様々なアクティビティをします。普段ではなかなか得難い体験ができますよ。週末は、自由に観光を楽しむこともできますし、ホストファミリーがどこかに連れて行ってくれるかもしれません。バンク―バーの夏は、蒸し暑い日本と違い、とても過ごしやすいし、様々な移民がいるので、世界中の料理を味わうことができます。
一方、オーストラリアは、美しい海岸で有名な観光地ゴールドコーストの近郊にあるグリフィス大学へのプログラム。2週間と3週間のコースが、夏と春にあり、都合に合わせて選択できます。カナダ同様、午前中は学校で勉強ですが、午後はフリー。オプションでアクティビティに参加することもできますし、一人でもしくは友人と観光を楽しむこともできます。南半球なので季節は日本と逆。夏期プログラムは現地の冬になりますが、日本の冬よりは暖かく快適です。春期プログラムは現地の夏に相当し、ビーチで泳ぐこともできるでしょう。英語はオーストラリア訛りがありますが、日本に比較的近く、時差も少ないのはいいですね。
カナダ・オーストラリア共に、授業はもちろんプロ教師によって行われる定評のあるもので、世界各国から来た学生と一緒のクラスで学びます。最初にプレースメントテストをして、自分の実力に合ったクラスに配属されるので、英語に自信がなくても大丈夫。また、滞在は、ホストファミリーの家に泊まるので、地元の一般の人々と触れ合いながら、文化を学ぶことができます。きっと忘れられない体験になるでしょう。
他にも、もっと手軽に行ける香港留学や、韓国語や中国語に興味がある方には、韓国や台湾への喚起留学のプログラムもあります。詳しくは、ここをクリックしてください。